マツダからの視点で今回の資本提携を考えてみたい。

シナジーを生む半面、企業文化を変えてしまうリスクも

 http://paris.jimomo.jp/user/public.html?id=16382 http://www.inupic.com/content/users/237資本提携を発表したトヨタ自動車マツダ。米国で2021年をめどに完成車の合弁工場を稼働させるほか、電気自動車(EV)の共同技術開発やコネクテッドカー(つながる車)での協業に取り組む。トヨタ豊田章男社長は「今日が将来に向けた一里塚だと思う」と強調。マツダの小飼雅道社長は「中長期的で継続的な提携に持っていく必要があると感じた」と話す。

 http://dream-share.jp/users/profile/904 http://www.necopic.com/content/users/176マツダからの視点で今回の資本提携を考えてみたい。まずはEVの共同開発。両社による混成チームを結成して両社の開発を融合する。車体のハード部分とソフトウェアの両面でプラットフォームの共同開発を進める。

 マツダはこれまで広島と山口に小型車『デミオ』をベースにした『デミオEV』を公用車として100台提供し、走行データを蓄積している。加速性能に優れたモーターやロータリーエンジンを発電機として利用するなどユニークな技術を組み合わせ、マツダならではのEVを目指していた。